今日も朝からカンカン照り。全然、やる気なし。AM8時頃、畑の様子見に出たけど30分も経たない内に、引き返した。






午後から雲が張り出してきたので散歩を兼ねて棚田や川向こうの畑を見回った。でも、暑さは全然変わらない。







「ジャコウアゲハ」について

強いじゃ香の芳香を出す(特に雄)ことから、その名がある。ジャコウアゲハの幼虫はウマノスズクサを食べるので、決して農作物に害を及 ぼすことはない。なお、餌となる ウマノスズクサ には、毒性のあるアリストロキア酸を含み、ジャコウアゲハは幼虫時代にその葉を食べることによって、体内に毒を蓄積する。この毒は一生を通して体内に残る。このため 成虫になっても、その毒が蓄積されていることから鳥などに食されることはない。

ジャコウアゲハの蛹(さなぎ)は「お菊虫」と呼ばれるが、これは播州皿屋敷の「お菊」の化身に相違ないとの話に由来する。寛政7年(1795年)に、播磨国・姫路城下に後ろ手に縛られた女性のような姿をした虫の蛹が大発生し、城下の人々は「昔、姫路城で殺されたお菊の幽霊が、虫の姿を借りてこの世に帰ってきているのだ」と噂したという。このことに因み、兵庫県姫路市ではジャコウアゲハを市の蝶に指定している。戦前まではお菊虫を姫路城の天守やお菊神社でも売っていた。





姫路市を語る上で欠かせない姫路城の築城主である池田輝政の家紋である ジャコウアゲハ の瓦紋が何千と用いられており、 「ジャコウアゲハ 」 は、昔からこの場所にゆかりのある生き物だった。