伊豆の山間に広がる自然が豊かな里山の風景に魅せられて、其処に棲家を構え、2009年5月から妻と二人で田舎暮らしを始めた。最初は慣れない所為か少し戸惑いもあったが、地域の人達に温かく迎え入れて頂き、田舎暮らしは何とか軌道に乗った。
白洲正子の著書「かくれ里」に「秘境と呼ぶほど人里離れた山奥ではなく、ほんのちょっと街道筋からそれた所に、今でも『かくれ里』の名にふさわしいような、ひっそりとした真空地帯があり、そういう所を歩くのが、私は好きな のである」という一文があった。私も、そのような正子の想いに惹かれて、そんな場所で暮らしたいなと思った次第。
確かに、「秘境と呼ぶほど人里離れた山奥」は自然が豊かで非常に魅力的に思うが、長年都会生活を送った者にとって、生活の不便性はきっと耐えられないだろうと思う。だから、ほんのちょっと街道筋からそれた、今でも「かくれ里」の名にふさわしい、ひっそりとした里山が理想の棲家だった。
此処は、修善寺温泉街から左程遠くない位置(車で5分)にあるが、日本の原風景ともいうべき典型的な里山の風景が残っていて、まさに「かくれ里」の名にふさわしいところです。敷地内に流れる小さな沢には沢ガニが棲むほか夏には蛍が舞うなど豊かな自然環境に恵まれ空気や水が美味しいだけでなく、四季折々に見せる自然の風景やその美しさに癒される。
折角なので、このブログでは、自然やそこで暮らす人々との触れ合いを通じて感じたことやエピソードなどを紹介していきます。なお、その後、妻は、僕がゴルフに夢中になったことから、「かくれ里」に愛想を尽かして、東京へ帰っちゃった。
