その間、太郎は寂しいのか、弟達が住んでいる川向こうの実家へ遊びに出かけた。其処は、午後になると日陰になる我が家と違って日が沈むまで日当たりがよく風も弱く過ごしやすいのだ。お爺さんが拾い集めた薪を車に積んで其処へ寄ったが、太郎は余程楽しいのか帰りたくないようだったので、今夜はそこで一泊させることにした。でも、夜中に戻って来るかもしれないので、薪小屋は10cm程開放しヒーターは点けたままにした。なお、飼い主は毘沙門天祭りのだるま市へ出かけていた。
「毘沙門天大祭だるま市」 富士市の【毘沙門天妙法寺】







