今日は、朝から雨で、予報ではこのまま夕方まで降り続くという。今、丁度、AM9時、薪小屋兼ネットカフェでブルーマンティン珈琲を飲みながら読書です。とは、言っても僕自身が本を読むわけではない。読書家の松岡 正剛氏が読んだ本の要約(松岡 正剛の千夜千冊)をネットで見ながら、「なるほど!」と感心したり、頷いたりするだけです。

以前、「道」というテーマについての僕の感想を紹介します。
ー 道を見つけたいと思うなら、常に今という時間軸でその思いの種を蒔くこと。種を蒔き、水をやり、雑草を除きという地味な努力を実行すること。それが出来るのは常に今だけ。たとえ未熟でも、また昨日の成果が今、見られなくても諦めず、焦らずに努力と改善を続ける。何度も言うがそれをやるのは明日ではなく、今を置いて他にない。希望(find a way)とは、そういうものだ。夢を見ることではない。だからシングルは、その願望を抱くのではなく、今、そのための道を探り、努力すること。そして継続は力なりです。ウ~ン、やっぱり、無理だわ? 道は険しいのです。「己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと 心を燃やせ 歯を食いしばって前を向け」ー
松岡 正剛の千夜千冊は、色々と参考になります。お手軽に教養を深めたいと思うならば、お薦めのチャンネルだと思います。
リーマン・ショック
僕が、住んでいる修善寺ベースは、2008年、9月に購入した。ところが、その直後(2008年9月15日)に証券大手のリーマン=ブラザーズが倒産し、共和党ブッシュ大統領が公的資金を投入しようとしたが、議会が反対したことから同年9具30日に世界的な株の暴落が起こった。このリーマン=ショックにより、日本をはじめ、先進国に深刻な影響を与えた。なお、このことが要因となって、民主党オバマ政権が登場することとなった。その時、修善寺ベースの購入は、少しはやまったかな?と思ったけど、物事はその時でないとなし得ない場合があり、後悔はしていない。
その時の状況を一文に記録しておいたが、今の日本の経済状況にあまりにも似ているので、ここで紹介します。
「危惧(きぐ)される具体的事例が、目の前で起こりつつある。原油価格高騰などに対する救済措置だ。原油価格の高騰で、漁業関係者らに大きな影響が出ているのは事実である。しかし経済政策として重要な点は、今回のように輸入価格が上昇し「交易条件」が悪化している下では、国民の生活水準低下は避けられないという事実である。厳しいが、これが資源輸入国の現実なのだ。政治の指導者は国民に、「我慢しよう。歯を食いしばって、これをしのごう」とまず訴えなければならない。にもかかわらず現状は、国民に対し痛みに耐えることを訴える政治勢力は皆無である。与党も野党もばらまき型の政策を求め、一部メディアもこれをあおっている。
田舎暮らしを決意した大きな理由に、バブル崩壊後の経済状況に適応した生活の必要性に迫られていたこともある。原油高などに見られるように資源や食料の高騰は、アメリカのサブプライムローンの破綻と重なり、世界経済の悪化を招き、日本経済も景気の後退を余儀なくされ、しばらくは景気の低迷が続くものと予想される。もはや生活水準の低下は避けられない。これを耐え凌ぐためには、やはり消費を抑える以外ないが、高コストの都会生活ではかなりの痛みが伴い、非常に難しい。でも、一寸、視線を都会から田舎へ転ずれば、其処には無理のない、しかも快適な生活が待っている。都会は現役の子供らに任せ、我々は田舎で、今流行のエコライフを自然との調和の中で実践するのである。我々は、もっと自然の恩恵を享受すべきであり、行き過ぎたコスト高の文明社会に毒されないようにしたい。
私達が田舎暮らしを目指したもう一つの理由に、身の丈にあった生活の必要性である。最近は燃料代や食料品の値上がりが目立ち、家計に与える影響は少なくない。都会に吹き渡る風は、夏の終わりとともに徐々に涼しくなり、懐具合とともに、次第のその冷たさを実感せざるを得ないだろう。現役中は、余りそのことを意識せずに済んだが、現役を離れるとそんなわけにはいかない。どの経済専門家も、今後の景気は一段と冷え込み、暫くその状態が続くと予測している。そうなれば国民の生活水準の低下は避けられず、これを耐え凌ぐためには、消費を極力抑える以外にない。しかし、高コストの都会生活では、それはなかなか難しく、かなりの痛みを伴うだろう。
しかし、視線を一寸、都会から田舎へ移せば、心理的にも余り苦労することなく、低コストな生活が可能である。しかも今流行のエコライフが自然の恩恵を最大限享受しながら実践できる。しかし、田舎ならどこでも可能とは限らないので、エコライフに適した場所を探す必要がある。例えば贅沢を味わうためだけの、別荘地は不適格かなと思う。
地方は、バブル崩壊後の後遺症で依然として四苦八苦しているが、その後も、低生産性、非効率性の名の基に見捨てられたままである。国は、行政、経済、産業、交通などあらゆる分野において、後先を考えず、システムを構築してきた。しかもこのシステムを支えるためコストは決して馬鹿にならないのだが、これまでは、それは、主に高い生産力を持つ都会の生み出すエネルギーによって支えられてきたといって過言ではない。しかし、一旦冷たい風が吹き始めるとそのシステムの維持は難しく、いずれ、そのつけや、しわ寄せは、当然の事ながら何処かに来る。既に、第二の不動産バブル崩壊など、危惧すべき具体的事例も目の前に起っている。
田舎は、都会的な尺度でいう生産性とか効率性には劣るが、都会にない、豊かな自然環境に恵まれている。自然には、人の技術や知識を遥かに超越した力が、元々備わっている。本来は、その自然と上手く調和することで、低コストな循環型の生活を営むことが出来る。だからといって、知識や技術の発展は必要であり、都会が担うべき機能は極めて重要であり、それは否定しないが、これまでは、物質的な豊かさの充実のみを追い求めてきたような気がする。だから経済至上主義、効率優先主義の下では、効率性、生産性の低い地方や人が切り捨てら、或いは見捨てられてきた。今は、更にその生産性の高い都会においても、綻びが見え始めている。
今求められているのは、限られた地球資源をどのように活用し、人類を含めて、そこに住む生物が未来永劫に、生存し続けるためにどうすればよいかという、人類の歴史的発展を踏まえた地球規模での知恵であろう。」
・・・株の高値上昇が続いているが、この先、何が起こるうか分からないよ?・・・本日、正午の段階で前日比、800円以上も値を下げているもんね?(結局、本日の終値は41,190円で前日比1,033円も値を下げた)因みにリーマンショック時の日経平均の下落率は36%でした。例えば、4万円が2万5千円程度に下がることだけだど、元に戻るだけ。それほど損はない???損したとしてもその分、税金が戻ってくるもんね。でも、僕の予想は年末までに5万円になる?。10年後は30万円だ???それまで生きているかどうかだけどね?いずれにしても、ハゲタカファンドの思惑との勝負です。
日銀為替介入?
何か、小賢しい感じがするね?