新品種「陽一郎みかん」

 青島みかんの収穫作業はいよいよ佳境に入ったが、この青島みかんの正式名は「青島温州」。静岡市の青島平十氏が発見し、「貯蔵みかん産地しずおか」の地位を確固たるものとしたみかんです。果実は大きく扁平で、糖度が高く、風味が良いのが特徴です。貯蔵することで、こくとまろやかさが増すため、11月下旬から収穫し、貯蔵後、12月中旬~3月にかけて出荷されます。

 みかんは枝や樹全体が変異し、それが有望な品種に変わることがあります。近年、「青島温州」から「陽一郎」という新しい品種が生まれたが、今日はその貴重なみかんを少しだけ頂いてきた。物凄く甘くて美味しい。

DSC06457-1024x744 新品種「陽一郎みかん」
本日、頂いた柑橘類。枝付きは青島みかん。中央の黄色いのは本柚子、その下が金柑。左側は青島みかんの大と小。右側の小粒のみかんが新品種「陽一郎みかん」

 毎日、みかんもぎです。今日は生憎と、朝から曇り空で、富士山はすっぽりと雲に覆われ、全然、姿を見せなかった。そして作業が終わった4時過ぎになってようやく晴れてきたが、既に日は没し、東の空から「お月さんこんばんは」でした。拙亭へ戻ったのはいつもより早くPM5時15分でした。さて、これから夕食の支度だ。

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